ホーム>当事務所のモットー 3.依頼者にとって最善の解決策を模索する
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依頼者にとって最善の解決策を模索する
相談内容を法的観点から精査し,裁判になった場合の見通しを立て,依頼者にとって最善の解決策が何であるかを,依頼者と共に考えていきます。
当事務所では,依頼者のご要望を実現するために,何が最善なのかを,複数の弁護士の目で検討し,依頼者が「当事務所に相談に来て良かった」と思っていただけるような解決策を,依頼者と共に考えていきます。
具体的には,解決方法に複数の手段がある場合,それぞれのメリット・デメリット(リスク)を抽出し,費用対効果の観点も含めて,依頼者に説明しております。
大変悲しいことですが,中には,相談者のご要望が法的に認められない場合もあります。その場合は,受任せず,相談者の方には帰っていただくことになりますが,その際,「なぜ認められないか」について,丁寧に説明することで,相談者にご納得いただくようにしております(相談時に,「法的に認められない要求」と判断した場合でも,その判断を説明せずに受任することは,結果的に,依頼者を裏切ることになると,当事務所では考えております)。
また,最終的な法的結論が微妙である場合は,依頼者に対してそのリスクを説明し,依頼者に,費用対効果も含めて冷静に検討していただいてから,受任するようにしております。
さらに,判決で勝つだけが,最終的な解決となる訳ではない事案もあります。これは,「訴訟になったことによる当事者間のしこり」といった感情面の問題もありますし,「勝訴判決を得たが,その判決内容を実現できない(執行不可能)」といった場合もあります。この場合,「裁判には勝ったが,満足できない。」という事態に陥ってしまいます。もちろん,相談時と状況が変わったために,依頼者の満足を得られない場合もありますが,当事務所では,最終目標をどこに設定し,その目標を実現するために,どのような手段を選択していくかについて,事務所が考える「依頼者のための最善の解決策」を提示させていただき,依頼者と十分協議して,方針を決定していきます。 ≪戻る